ちょっとまって。それって被写体が動いたりしていませんか?もしくはシャッタースピードが合ってないのかもしれません。初心者向けにシャッタースピードを解説していきます。
今回の記事内容を知ることで、手ブレや動いている被写体のブレをなくすことができるようになります。
この記事でのポイント
この記事では ブレをなくす最低限の知識①② を知れると脱、初心者できます!
目次
時間がない人向け結論
時間がない人向け結論
- カメラの設定をS(Tvモード)にする。
- ISOはオート
- 屋外ではシャッタースピード1/500
- 屋内ではシャッタースピード1/250
シャッタースピードとは?
写真はカメラに光を取り込んで写真にしています。
シャッタースピードは光を取り込む時間です。光を取り込む時間が短ければ、動いている被写体でも止まって見えます。
ここでは簡単に"シャッタスピード=光を取り込む長さ"と覚えておきましょう。
ブレをなくすためにブレの種類を知る。
ブレには2種類あります。
手ブレ
手ブレは撮影者本人によって起こります。シャッターを押すという行為は少なからずブレを起こしてしまいます。これを防ぐためにカメラによっては手ブレ補正というのものがあります。
しかし完璧ではありません。※レンズに手ブレ補正があるものもあります。
完全に手ブレを防ぐためには三脚による撮影で防ぐことができます。
被写体ブレ
シャッターが開いている間に被写体が動いてしまい起こるブレ。カメラやレンズの手ブレ補正機能は被写体ブレには意味を持たない。
被写体ブレをなくすには被写体に止まってもらうか、シャッタースピードを早める必要がある。
ブレをなくす写真にするための知識① ~カメラ設定~
ポイント
- カメラの撮影モードをSモード(Tvモード)にする。
- ISOはオートにする。
こうすることでシャッタースピードのみに意識を向けることができます。
初心者で始めたての時は、F値ではなくまずシャッタースピードに目を向けてみましょう。
そうすることでブレのない写真に近づけると思います。
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参考【F値(絞り)】初心者向けにF値を簡単に解説してみた。F値を知りカメラを上手になろう。
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ブレをなくす写真にするための知識② ~焦点距離とシャッタースピード~
大前提として手ブレをなくには焦点距離に対してのシャッタースピードを知る必要があります。
例えば下記の画像のレンズを使ったとした場合は以下の通りになります。
"焦点距離40 = シャッタースピード 1/40"
で手ブレをなくすことができます。
つまりは焦点距離 = シャッタースピードということです。
もちろん撮影者本人の技量によっては焦点距離よりもシャッタースピードを落として撮影することもできるでしょうが、始めたての時はこの考えがあるだけで写真の出来栄えが変わってきます。
被写体が止まっている場合のブレのなくしかた
上記でも説明しましたが、”焦点距離 = シャッタースピード"で設定します。こうすることで手ブレを抑えることができ、ブレのない写真にすることができると思います。
実際にやってみた作例を載せてみます。ここではOLYMPUSの文字がクッキリ写せるように撮ってみました。
これは「撮るぞ!」と構えて撮ったので、まだブレが少ないと思います。急なシャッターチャンスですとよりブレていたことでしょう。
ココがポイント
焦点距離 = シャッタースピードで設定をする。
被写体が動いている時のブレのなくしかた
被写体が動いている時は以下のように設定してみてください。
ココがポイント
焦点距離 = 焦点距離の倍のシャッタースピードにする。
※例 40mm = 1/80シャッタースピード
まとめ
この記事のまとめです。
メモ
- Sモード(Tv)モードにしISOとF値はオートにする。
- 被写体が止まっている場合は、焦点距離 = シャッタースピードにする。
- 被写体が動いている場合は、焦点距離 = 焦点距離の倍のシャッタースピードにする。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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